책들의 부엌 ブックスキッチン

김지혜 キム・ジヘ作家さんの長編小説です。

갓 지은 맛있는 책 냄새가 폴폴 풍기는
여기는 ‘소양리 북스 키친’입니다.

できたてのおいしい本の香りが
ここは「ソヤンリのブックスキッチン」です。

입맛에 맞는 음식을 추천해 주듯 꼭 맞는 책을 추천해 주고, 책과 어울리는 맛있는 음식을 먹으며 힐링하는 곳, ‘소양리 북스 키친’에서 일어나는 이야기를 다루고 있어요.

口に合う食べ物をお勧めするよう、ぴったりの本をお勧めして、本に似合うおいしいものを食べながら癒される場所、「ソヤンリのブックスキッチン」での物語です。

스무 살 때 꿈꾸던 건 유치하고 비현실적이라고만 생각했는데 이제야 알았어. 꿈이란 건 원래 현실적으로 생각하면 말도 안 되는 거라서 자신을 더 근사한 사람이 되도록 만드는 에너지라는 걸. 인생의 미로에 얽히고 설킨 길에서 목적지를 잃어버렸을 때, 가만히 속삭여 주는 목소리 같은 거였어. 꿈이란 게 그런 거였어.

20歳の時、夢見ていたのは幼稚で非現実的だとばかり思っていたけど、今やっと分かった。夢というのは、元々現実的に考えるとあり得ないんだから、自分をもっと素敵な人にさせるエネルギーだということを。人生の迷路のからまった道で目的地を失った時、じっとささやいてくれる声みたいなものだった。夢というのはそういうものだった。

この記事を書いた人

金 玄玉NADA韓国語スクール代表
日本語・文学、大学院では東アジアの政治や韓国北朝鮮の政治を勉強しました。また同時通訳師のトレーニングを受け、日本のマスコミなどで通訳、翻訳の仕事をしました。心が本当に楽しめるものを見つけたあなたはラッキーです。「自分の好き」をさらに好きなれるようにお手伝いします。